篠田商事株式会社は長襦袢、小紋着尺、裏地、男物を扱う着物メーカーですが、元々は白生地商を経て、その後に染物として羽裏と長襦袢を扱い始めて、今では長襦袢と羽裏に関しては日本一の扱い量を誇ります。
「長襦袢と言えば篠田商事」というくらい取扱量はダントツです。その長襦袢に次いで扱い量が多いのが正絹小紋などの着尺です。
丹後の白生地を京都の染屋さんに染め出して沢山の小紋を売り場に積んで、問屋さんを通して全国の小売店の店頭に商品が並びます。
着物メーカーとして「長襦袢と着尺に裏地を扱っているのに、帯は扱ってないのですか」という問い合わせをたまに頂くのですが、実は数年前より篠田オリジナルとして創作した帯があり、この度柄も増えましたのでご紹介させて頂きます。
織は丹後の機屋さんでお召しを織っている機を使っている風通織の帯地です。
お召しのように強撚糸を緯糸に使って、縮む特性を活かして生地に凹凸のシボを出しています。そうすることにより、シワにならず締めやすい帯に適した生地になっています。2重織の風通なので柄の部分が浮かび上がり織の特徴を出しています。そして凄く軽いのも特徴の一つで、長時間締めていても疲れることがないので、着物で仕事をされているような方、例えば催事の売り子（マネキン）さんなどに好評です。
柄や色もおしゃれで、カジュアルな帯としてご提供できればと思い創作しました。柄数が増えて色々なタイプを選べるようになっています。
【麻の葉鶴の柄】
【亀甲】
近くで見て頂くとキラキラと煌めくラメの糸を織込んであり、エレガントな織上がりになっています。
色は全6色
【オリエンタルな文様】
これも煌めく帯で、全5色
【煌めく麻の葉繋ぎ】
全5色
【松竹梅】
この柄にも煌めくラメ糸が織り込まれた色が何色かあります
この他にも柄があり、品切れになり追加発注してる分も含めると10柄ほどになります。
柄付けは全通で長さは5ｍほどあります。
なごや帯、袋帯、兵児帯など使い方様々に企画できるので、小売りの催事に行かれる作家さんやアドバイザーの方などにも重宝されます。
帯屋でない着物メーカー篠田商事ならではの創作風通織のオリジナル帯です。
着物メーカー篠田商事株式会社
